お別れの歌

 

 

7人の関ジャニ∞

私が無責任に“永遠”だと信じて疑わなかったもの。

 

今日、2019年9月5日。

亮ちゃんがジャニーズ事務所から退所するという発表があった。

 

あー、そっかぁ。

 

私が抱いた感情は怒りや悲しみではなく、“納得”だった。

私は、いつか亮ちゃんは事務所から離れるんじゃないかと思っていた。

それはここ数ヶ月の週刊誌の記事が出るよりも、すばるが事務所を退所するよりも前、

私が錦戸亮のファンであると認識した当初から漠然と抱いていた思い。

だから、ついにこの日がやって来たかという感覚だった。

 

多分、亮ちゃんは“ジャニーズ”であることよりも“関ジャニ∞”であることに重きを置いていた人で、それよりも“この7人のメンバー”であることが大事だった。

それが無理ならもう関ジャニ∞じゃなくてもいいっていう考えがあったのかな。

だからこそ、“応援し続けてくれるファンの為にも、支えてくれている周りの人の為にも関ジャニ∞を守り続ける”という他のメンバーの考えとはズレが出来たのかもしれない。

そんなズレがある状態で、関ジャニ∞でい続けるのは無理だったんだと思う。

お別れの場や会見を開かない、あまりにもあっさりとしたあっけない去り方を含め、亮ちゃんらしいな。

私は関ジャニ∞のファンであると同時に錦戸亮のファンだから、どうしても亮ちゃんを擁護してしまうし亮ちゃんの意見に共感してしまう。

だって、ただファンなだけじゃなく仕事への向き合い方や価値観も好きだったから。

 

錦戸亮という人間が好きだった。

そしてそれ以上に、“関ジャニ∞錦戸亮”が好きだった。

 

だから、私と関ジャニ∞の物語もここで終わりにしようと思う。

 

私は、7人の関ジャニ∞が好きだった。

6人になった時、受け入れたし納得もしたけど、でもやっぱり私が好きだった関ジャニ∞とは少し変わってしまった。

関ジャニ∞が6人になって、色んな思いを抱えながらも彼らは前を向いていたけど、でも、決して上を目指しているようには思えなかった。

下を向かないように、必死に関ジャニ∞を守っていた。

守ってくれるだけでも凄いし、それは並大抵のことではないのに、私にはそれがもどかしくて悲しくて悔しかった。

7人から6人に変わった事よりも、彼らが関ジャニ∞になる前からずっと持っていたハングリー精神だとか、反骨心だとか、前に前にの気持ちが感じられなくなった事が寂しかった。

そんな気持ちを抱きながら関ジャニ∞のファンを名乗ることに違和感を抱きながらも、ここでファンをやめることが何だか悪のようにも思えてずっと有耶無耶にしてた。

でも、そんな義務感のような気持ちでファンを続けていることも、7人の影を追い続ける亡霊になることも7人に失礼だと私も決心がついた。

 

 

関ジャニ∞とお別れをします

 

 

10歳で関ジャニ∞を好きになって、私は色んなことを彼らから教えてもらった。

特に音楽の趣味は関ジャニ∞から強く影響を受けたし、きっと関ジャニ∞を介さなければロックバンドやファンクを聴きにライブやフェスに行く事もなかった。

亮ちゃんが作る音楽が好きで、それも亮ちゃんのソロ曲じゃなくて“関ジャニ∞の為に”作る音楽が好きだった。

キザだけどシャイで、お洒落でカッコイイのに泥臭さもあって、まさに“関ジャニ∞ 錦戸亮”を体言していた亮ちゃんの音楽。

洋服の趣味だって影響された。

笑いの基盤も関ジャニ∞で、きっと私が生涯で1番笑ったのは後にも先にも関ジャニ∞だけだと思う。

“笑い過ぎてお腹が痛くなる”を教えてくれたのは関ジャニ∞だった。

学校で嫌な事があっても、家に帰って関ジャニ∞の音楽を聴いたりバラエティを見れば忘れられたし、関ジャニ∞は私に“何とかなる・なるようになる”を教えてくれた。

 

10代の全てを関ジャニ∞と共に過ごしてきた私にとって、7人の関ジャニ∞は“青春のすべて”でした。

 

約13年間、私の支えになってくれてありがとう

 

がむしゃらに、無責任に、ズッコケてあおっぱなを垂らしながら、それでも必死に目の前の向こうへ走り続ける貴方達が大好きでした。

 

 

こんな書き方をすると今日で関ジャニ∞が終わってしまうみたいだけど、5人が関ジャニ∞でい続けてくれる限り関ジャニ∞は続くし、これからも面白くてカッコいいおっちゃん達でいてくれると思います。

5人は優しくて、弱いけど強いから。

誰よりもファンの事を想ってくれてるから。

そしてそれぞれの道を行く決意をした2人も、新たな人生が始まる。

もう今までの熱量で応援することは出来ないけど、これからの7人がどんな形であれ幸せになってくれれば私はそれでいいです。

 

出会わせてくれてありがとう

13年間も好きでいさせてくれてありがとう

好きになれて幸せでした

ありがとう

さようなら

 

 

 

 

 

 

 

Snow Manにカバーしてほしいハロプロ曲〜娘。編〜

 

 

色んな方のジャニーズにカバーしてほしいハロプロ曲まとめを読んで、軽率に私もやりたくなってしまいました。

カバーしてほしい曲が多すぎるので、今回はyoutubeで公式にMVが投稿されている娘。楽曲のみとします。

 

 

 

モーニング娘。『色っぽい じれったい』

https://youtu.be/RPpN6-_q7Ck

冒頭のセリフは、久住→ラウール、亀井→阿部ちゃんでお願いします。

あざとい2人の囁きボイス絶対可愛いやん…。

本家同様、赤のヒラヒラした衣装で踊ってください。

火の特効もお願いします。

あと、フラメンコっぽい振りを踊るだてめめ、絶対に色っぽい じれったいです。

 

 

モーニング娘。大阪 恋の歌

https://youtu.be/CJRbEZYyKb8

もちろん、向井康二メイン曲。

冒頭のセリフはそのまんまジーコでやるのもいいけど、照くんのエセ関西弁が大好きなので照くん始まりもありかなって。

Snow Man、Jr.の中で1番辛気臭い曲とか失恋ソング似合うと思ってるのでハロプロの辛気臭い曲は基本全部合う。

 

モーニング娘。『THE マンパワー!!!』

https://youtu.be/VhGkNuueyQs

THE Snow マンパワー!!!

ハロプロのトンチキソングとジャニーズのトンチキソングには少し通じるものがあると思う。 Snow Manなら娘。同様この曲をカッコよく成立させてくれるって私は知ってる。

吉澤高橋のフェイクはもちろん、ゆり組で。

(吉澤パート→舘さん、高橋パート→なべ)

うわ、エモい。エモすぎるわ。

Snow ManならUpdatedバージョンの方が似合うかもしれないな〜

 

 

モーニング娘。『Ambitious! 野心的でいいんじゃん』

https://youtu.be/rEnzfWtwlxA

もはやSnow Manの声で聴こえてくるくらい曲調もメロディもSnow Manにピッタリな曲。

歌詞も今のSnow Manに刺さる…。

Boys&Gils! Be Ambitiousの手の振りをめちゃくちゃ完璧にやるいわあべが目に浮かびます。

この頃の4期〜7期編成、パフォーマンス的に今の9人のSnow Manと重なりますよね。

(4、5期+ミキティー→すの6、6期→めめむむ、7期→ラウール)

 

 

モーニング娘。SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜

https://youtu.be/ebShKgjBGKk

これをSnow Manがやらずして誰がやる?

もはや Snow Manの曲では?(違う)

ライブで絶対盛り上がる曲。

是非とも本家の振付でお願いします。

「巷で噂のSEXY 上上」を踊る、ギャルなSnow Manが見たいです。

それに付随するオタクのコール「オイ!オイ!オイ!オイ!」はふかさくなべがお手本として声出してくれるのですの担の皆さんも恥ずかしがらずに拳を突き上げましょう。

 

 

モーニング娘。笑顔YESヌード

https://youtu.be/UjmEOAyxKE0

あれ?これSnow Manのオリ曲じゃなかったっけ?ってなるくらいSnow Manにハマりすぎてる曲。

知らない人は是非聴いてみてください。

モロにSnow Manです。

光井パートはもちろんラウール。

「お茶してみたり (チャッ)」を歌うジーコもみたいですね。

フェイクは舘さんかな〜??

 

 

モーニング娘。'16『ムキダシで向き合って』

https://youtu.be/fdtgnmV7HU0

今、改めてMVを見返してみてびっくり。

え、これMIHやないですか…?ってなるくらい衣装とMVの雰囲気がMIHです。

個人的にはあべさくメインでやってほしい。

そうやって猫を被ったって 本性はあっさりとバレる、なあべさくが見たい!

ライブで「スッピンのあなたで勝負出来る?」ってラウールに言われて「無理〜〜!」って嘆くのが夢です。

Snow Manもジャケットプレイふんだんに盛り込んだ振付踊ってほしいので照くんよろしくお願いします。

 

 

モーニング娘。ワクテカ Take a chance

https://youtu.be/k_LtgwGIe9c

私には見える、この振付を踊るSnow Manの図が。

歌舞伎MIHのあの蛍光衣装がいいな。

落ちサビのソロパートは渡辺さんの独壇場で誰も異論ないと思います。

Wowow wow Chanceのパートを誰がやるか”談義をすの担兼ハロオタの皆さんとやりたい。

 

 

モーニング娘。『まじですかスカ!』

https://youtu.be/t_JSBYL2wHo

9人でぎゅーぎゅーくっ付きながらワチャワチャしてほしい曲第1位(私調べ)。

足上げの振りでラウールがラウーーーーーーーーールになっちゃって会場がざわつきます。

歌割りは若い順でぶりぶりしながら歌ってほしいです阿部ちゃん先生ご指導の程よろしくお願いします。

 

 

モーニング娘。恋愛ハンター

https://youtu.be/iFc9L57IT4A

是非、ふっかさんセンターでこの曲を…!

ライブのラスト2曲目くらいでセトリ組んでほしいです

もっと上にもっともっと上に、の気持ちをカッコつけずに言霊に乗せるようになった今のSnow Manにピッタリの1曲

最後の“明日はない”をふっかさんが歌ったら私きっと泣いてしまう…

 

 

 

 

と、まぁ書き出したらキリがないのでこの辺で終わりとさせて頂きます。

最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました!

考えるのめちゃくちゃ楽しかったです!自己満!

 

 

 

 

 

 

〜おまけ〜

他Jr.グループにカバーして欲しいハロプロ

 

SixTONES

モーニング娘。『How Do You LIKE JAPAN〜日本はどんな感じでっか?〜』

モーニング娘。時空を超え 宇宙を超え

モーニング娘。『いきまっしょい』

 

Travis Japan

アンジュルム『泣けないぜ・・・共感詐欺』

モーニング娘。気まぐれプリンセス

 

美 少年

Berryz工房『胸騒ぎスカーレット』

・°C-uteまっさらブルージーンズ

 

Hi Hi Jets

・Juice=Juice『「ひとりで生きられそう」って それってねぇ、褒めているの?』

・°C-ute都会っ子 純情

 

7MEN侍

・雨ノ森 川海『GIRL ZONE』

モーニング娘。『強気でいこうぜ!』

 

なにわ男子

モーニング娘。ここにいるぜぇ!

プッチモニBABY!恋にKNOCK OUT!

 

Aぇ!group

太陽とシスコムーン『ガタメキラ』

Buono!『Independent Girl〜独立女子であるために〜』

 

滝沢歌舞伎ZERO 主演・Snow Man

 

 

 

 

※メモを取っていたわけではないのと私自身舞い上がっていたので記憶があやふやな部分も多いです、ご了承ください。

 

 

 

 

 

Snow Manを好きになって約半年。

2月14日 京都ではホワイトバレンタインデーとなったこの日に私は、滝沢歌舞伎ZEROを観劇した。

 

初めて生で観るSnow Man

初めての滝沢歌舞伎

初めてのジャニーズの舞台

 

何もかもが初めて尽くしだった私は行きの電車から緊張しっぱなしだった。

食事も喉が通らなくなるくらい(食後のドリンク付きの洋食ランチを1人前しっかり平らげたが)の緊張は久しぶりで、尚且つ自分が何かする訳でもないのにこんなに緊張するのは人生でも数える程しか経験した事がなかった為始まるまでは正直帰りたいとすら思ってしまう程だった。(観終わるまでは死んでも帰らないが)

 

少し早めに開場してグッズを買い、阿部ちゃん天気予報をチェックし、今回初めてファンレターなるものを投函した。

照くんと、康二くんにだ。

どうやら私は自分が思っていた以上に康二くんの事が好きらしい。

(気付けば照くんだけでなく康二くんのステフォも買っていた。)

内容はよくありがちな好きになった経緯とお礼、応援のメッセージをしたためたものだが、いかんせん私の文章力が乏しいので読んでくれる2人に不快な思いをさせていないかが今は気がかりである。

 

会場に入って席に着いた時はあまりの近さに思考が停止した。

1階席後方の花道に沿った席。

あまりにも花道が真横にあって困惑した。

座席と花道の間は1mもない。

無理だ、近い。

私の緊張はメーターを振り切っていた。

 

そんな緊張感の中、あっという間に開演時間を迎える。

 

幕が開き、シルエットで浮かび上がる出演者達。

何かを祈るように胸の前で手を組み、その時を待った。

照明が変わって、その姿が見える。

初めて肉眼で観るSnow Manは紙面や映像で観る通りのカッコよさと、それを超えるオーラや空気感で私は一気に心を奪われた。

 

照くんの第一声で始まるオープニング

それは滝沢秀明の物真似ではなく、岩本照の「春の踊りは〜」だった。

それを皮切りにオープニングからアクセル全開の一糸乱れぬダンス、歌、息遣い…。

圧の高い音が前へ前へ向かう役者達の気持ちを乗せているように感じる。

 

300万枚もの桜吹雪の中舞う8人の姿は美しく、力強く、でもどこか儚かった。

 

そこからノンストップで進む1幕

息をするのも忘れるくらい圧倒され、いくつ目があっても足りない。

ずっと目頭が熱かった。

ずっと目に水分が溜まっていた。

彼らの姿を一瞬たりとも見逃したくない、そんな思いが湧き上がる。

あまりに夢中になりすぎて口が開いたままだったので、さぞかし醜い顔を晒していたことだろう。

 

 

 

 

ここからは、個人の感想を少し。

 

【岩本照】

“決め”と“止め”が完璧な重力を感じさせない照くんの踊り、そして美しいポージング。

ダンスと歌舞伎での表現の振り幅は全くの別人かと思うほどで、見得を切る姿はいつも以上に大きくたくましく見えた。

岩本照という男は和と洋の切り替えが本当に上手い。

それは彼がただ器用だからではなく、地道な努力で掴み取った才能とセンスなのだから頭が上がらない。

2幕では2代目鼠を求められ悩んでいるが、それは今の滝沢歌舞伎ZEROでのSnow Manの、照くん自身の現状を投影しているように見えた。

突然始まる1人ミュージカルでの歌声は真っ直ぐでピュアで、彼の中身がよく表れている。

あと、想像以上に身長が高くて脚が長かったです。(冗談抜きで身体のほとんどが脚でした。)

 

【深澤辰哉】

間違いなく今Snow Manを、滝沢歌舞伎を支えているのはこの男、深澤辰哉。

冷静沈着で周りを俯瞰で見ながら修正をかけられるのがふっかの凄いところで、それがコメディ要素の強い2幕でも滲み出ている。

毎回のアドリブも多種多様でさすがの対応力。

2幕では3枚目全開だが(江戸1番の美人設定だけど)、1幕はとにかくカッコいい2枚目。

新曲での歌声も凄くセクシーで、そのギャップがまたふっかの魅力である。

 

渡辺翔太】

華奢で細い身体で雄叫びをあげながら腹筋太鼓でセンターを務めるなべしょ。

普段のクールさからは想像もつかないような熱量で全体の士気もグッとあがる。

世界で1番エモい演目(私調べ)「My Friend」では見事なキャラメルボイスを披露し、2幕では彼でしか笑いを取れない役どころ、銀さんを渡辺節全開で演じる。

新曲での美味しいパートをキメ顔(ドヤ顔)で歌い上げる姿は、私がずっと観たかったものだ。

「ハッピーバレンタインだっちゃ♡」は野ブタ。からジャニオタに入った私としてはかなりクるものがありました、ありがとう。(YOU&J亡霊)

 

宮舘涼太

館さんのしなやかで一切の無駄がない研ぎ澄まされた踊り、所作。

力強さとしなやかさの共存が殺陣やフライングでも活きていて本当に美しかった。

ずっと観ていたい、とはまさにこの事。

更に、ぬけまいるで培った経験をフルに活かした2幕は私が過去に見た作品とを比べただけでも明らかに進化していた。

台詞の聞き取りやすさも格段に上がっていた気がする。

強火亀梨担を徳俵にも取り入れた事で今までよりも、より濃いキャラクターになっていた。

 

阿部亮平

阿部ちゃんの華やかでフェミニンな容姿、立ち振る舞いは舞台に華を添えてくれる。

男らしくカッコいい殺陣も、阿部ちゃんがやるといい意味でアイドルらしさが出る。

そして、あべぞうは本当に凄かった。

あざといの化身、いや、あざとい自身だった。

大倉忠義、伊野尾慧に続くあざとい代表格に、阿部ちゃんはなる。

サンシャイン阿部(※すのTube参照)でもそうだったが、メーターを振り切った時の阿部ちゃんは私達のキャパシティを大きく上回るモノを出してくる。

 

佐久間大介

1番小柄ながら誰よりも大きく踊るさっくん

1幕での狂気すら感じる演目の世界観に入り込んだ表情はたまらなく観客の心を打つ。

2幕ではお馴染みのお馬鹿な金さん。

どうしようもない最低男に拍車がかかっているが、さっくんのコミカルさで一気に愛されキャラになっているのが凄い。

(金さんでのオタ芸もさすがでした。)

あとは、持ち上がられたり誰かの上に乗って飛んだりする場面が何度かあったのだが羽が生えているのではないかと思うくらい身軽で重さを感じなかった。

彼は本当に運動音痴なのだろうか…。

 

 

 

今回、新メンバーの2人の活躍にフォーカスを当てるとしたら、次の2つの演目だ。

 

まずは新曲「Make It Hot」

新曲は他のグループにはない、今までのSnow Manにもない、でもSnow Manにしか出来ない、そんな曲調だった。

 

白に蛍光塗料でペイントされた衣装

それは、今まで白一色だったSnow Manが新しく色を得た今の状況を表しているようにも感じられた。

 

五関くんの振り付けは細かい動きが多くて素人でも難しいのが見て分かる。

それでも難なくやってのけるのだからさすがSnow Manだ。

きっとこれからもっと回数を経て自分たちのものに落とし込んでいくのだろう。

後半だったかな?の横一列になって身体を傾ける動きと表情がすごく色っぽくてカッコよくてエモいので是非見てほしい。

(テレガイのレポにも写真が載ってます)

 

各ソロパートの際には後ろのスクリーンにその人のメンバーカラーのペイントが映し出されるというエモい演出が憎い。

(だてふか、めめさく、など2人ずつのパートは2色のペイントでそれがまたメンカラ厨の心をくすぐる)

 

 

ここで私が一番いいなと思ったのは、康二くんの歌声だ。

良くも悪くも優等生にまとまりすぎていたSnow Manの歌声に、ハスキーでクセのある歌声が入った。

短いソロパートでも、康二くんが歌えばピリリとアクセントになる。

彼はトークやバラエティ面に注目されがちだが、今回この新曲のパフォーマンスを観て彼がそれだけで新メンバーに選ばれたのではない事がよく分かった。

 

6人にはないものを、彼は持っている。

 

そしてもう1つは2幕での2人の悪役だ。

童顔で可愛らしい雰囲気の目黒くんと、今まで率先してお笑いをやってきた康二くんが2幕では一切笑いを狙わず悪役に徹している、というのはどうなのだろうかと、観るまでは違和感を感じていた。

 

しかし、実際に2人の芝居を観てその違和感はすぐに消し去られた。

ドスの効いた目黒くんの声、狂気に満ちた笑みと独特の笑い方で悪を表現する康二くん。

2人は完全に悪役だった。

悪役のイメージがなかっただけに、この衝撃は本当に大きかった。

 

目黒くんに関しては、全編を通して色気が凄かった。

館さんとはまた違うセクシーさでどちらかと言うと挑発的で“妖艶”という言葉が似合う感じでした。

(亀梨担はやっぱり亀梨イズムの色気が出るのかな?)

 

私はまだまだ2人の事をよく知らない。

でも、これから色んな表情を知っていける。

 

 

 

8人以外の東西Jr.の活躍も凄かった。

(即座に誰が誰だと判断出来るほど彼らを知れていなかったのが悔やまれる)

正門くんがリア恋と呼ばれる所以がよく分かったし(めちゃくちゃカッコ良かったあれは恋だった)、関西Jr.の浜松屋や2幕でのアドリブ力はさすが普段から大阪で切磋琢磨しているだけある。

影山くんが袴で花道をはけていく歩き姿が凄く凛々しくて綺麗だったし、今回初めて見た横原くんは私好みの濃いめなお顔立ち。

もちろん他のメンバーも全員それぞれ自分の役割を全うし、舞台を華やかに彩っていた。

キラキラと輝いていた。

きっと見落としている部分が多くあるので是非とも滝沢歌舞伎ZEROは円盤化してほしい。

 

 

 

そして今回気付いた事は、もう既にSnow Manは“6+3”ではなく“9”になっていたと言う事。

私達の心配をよそに彼らはもう新たなステージへ進んでいると言う事。

2人はすごくSnow Manだった。

映像でのラウールも大人っぽい顔立ちとあどけなさが絶妙に混ざり合っていて良かった。

今回映像で初めて歌声を聞いたが、真っ直ぐ伸びやかな声で希望に満ちている。

新橋演舞場からは9人のSnow Manでの滝沢歌舞伎になるが、どんな風になるのか楽しみだ。

(余談ですが、私は太くてしっかりした海外の方の様な眉毛が好きなので、ラウールの眉毛にベネズエラの血を感じて興奮しました。)

 

 

 

最後に、滝沢歌舞伎ZERO 関係者各位様

是非とも滝沢歌舞伎ZEROを映像化してください。

この素晴らしい作品を、記憶だけでなく記録に残してください。

そう望んでいる人間がごまんといます。

(欲を言えば特典映像も求めています)

新曲の「Make It Hot」も最高なのでPVを作成して頂きたいです。

 

どうかご検討の程よろしくお願いします。

 

 

 

9人の決断を無駄にするな

 

Snow Manが新体制になると発表があってから1週間が過ぎた。

 

私の様に受け入れて前を向こうとしている人もいれば、未だ受け入れられず悲しんでいる人もいる。

 

それは何もおかしい事ではないし、私は9人を受け入れられない事を悪だと言うつもりはない、思ってもいない。

それだけ6人は愛されていた。

6人のSnow Manが愛されていた。

それぞれに思い入れがある。

私だって、100%受け入れられているかと問われれば素直に頷く事は出来ない。

だから、受け入れるかどうかはその人次第だし、受け入れる時間だってどれだけ掛かってもいいと思っている。

 

 

ただ、どうか9人の決死の決断を否定する事だけはしないでほしい。

 

 

きっと、今回の増員を手放しで喜んで受け入れたメンバーはいないだろう。

それは新しく入る3人も同じ。

困惑して、葛藤があって、不安や恐怖もあったかもしれない。

それでも、彼らは未来を生きる為に今回の事を受け入れた。

 

その決死の、もしかしたら苦渋の、かもしれない決断をした9人に対して

「増員する意味がわからない」

「6人を返して」

「6人に戻すように事務所に働きかけよう」

という言葉を投げかけるのはどうなのだろうか。

もちろん受け入れられないという気持ちは分かる。

それでも、9人がファンからかけてもらいたかった言葉は果たしてそんな言葉なのだろうか。

もしそういうファンの動きによって元の6人体制に戻ったとして、6人はそれが幸せなのだろうか?

 

やっぱりいらないと言われた3人の気持ちは?

新しい場所で夢に向かう3人を応援しようとしているファンの気持ちは?

色んな想いを抱えながらも3人を送り出すしかなかった仲間達の気持ちは?

 

優しい彼らが、仲間思いの彼らが、今回の決断を後悔して、一生罪悪感を抱え続けるようなことだけにはなってほしくない。

 

彼らが報われる為には、この決断が間違いでなかったと証明するしかないのだ。

元の場所に戻ったって、シコリは残る。

それは彼らにとって“後退”でしかない。

 

タッキーは確かに試練を与えた。

でも、それと同時にこれはチャンスでもある。

もしかしたら、最後のチャンスかもしれない。

お情けでデビューさせてもらえるほど、彼らが生きる世界は甘くない。

何もデビューしたいのは彼らだけではないのだ。

 

 

「デビュー出来なくていいから6人でいてほしかった」

 

そんな事を言う人もいる。

じゃあ何だ、狭いコミュニティの中でぬるま湯に浸からせて一生飼い殺しにでもするつもりなのか

彼らはそんな所で満足する為に10年以上努力して頑張って生き残ってきたのか

本人達が口にする「テッペンを目指す」の“テッペン”はそんなところなのか

 

私は、Snow Manにはもっと広い世界に出てほしい。

色んな人に知ってもらいたい。

デビューだってしてほしい。

彼らにはそれだけの実力と魅力がある。

 

 

今回の集合写真でラウール君が真ん中にいる事に批判的な人も多い。

でも私は、センターを勝ち取るくらいの増員メンバーでないと今回の増員には意味がないと思う。

3人が隅っこで、後ろで踊っているだけなら、増員なんてする必要はない。

それなら別に6人のままでよかった。

 

新しい体制になるからには、変わらなければ意味がない。

 

 

ジャニーズJr.チャンネルの冒頭で動く9人の姿を見て、私は何だかワクワクした。

 

これは来るぞ、と思った。

 

ただの一般人の「来るぞ」なんて当てにならないが、それでも9人には希望が見えた。

 

別に今までの6人が駄目だった訳ではない。

6人のSnow Manは素晴らしかった。

6人のSnow Manだったから好きになった。

それは1つの完成形だった。

 

ただ、今この段階で完成していては駄目なのだ。

 

彼らはもっと進化できる。

 

今のSnow Manの立場は、彼らが必死に努力して掴み取ってきた功績だ。

決して、当たり前の事ではない。

ただ、その現状に満足してもいけない。

 

Snow Manは、もっと上を目指すべきアイドルなのだ。

 

上を目指すことができるアイドルなのだ。

 

 

彼らは優しくてファン想いだから、いつも私達ファンに寄り添ってくれる。

でも、寄り添うだけではなくファンを強引にでも引っ張っていってほしい。

彼らには、ファンが「遠くに行ってしまった」と感じてしまう程、凄い存在になってほしい。

 

 

その為にも、私達ファンも変わらなければいけない。

 

 

 

Snow Manを、自分達の中だけで終わらせてはいけない。